湘南のここちいい家づくり相談

コラム | 曜子の湘南移住Story vol.03 ここだけの話、鎌倉で暮らしてみて思うこと

声

曜子の湘南移住Story vol.03 ここだけの話、鎌倉で暮らしてみて思うこと

①海と山
私達は海まで徒歩3分という立地に家を建てたので、まずは海にすぐ行けるというのが暮らしの満足度を上げています。朝早く起きれたら出勤前に少し海岸を散歩したり、休日は夕陽を見に(夫は缶ビール片手に(笑))、夏の間は子供を毎日のように海で遊ばせます。都内への通勤から鎌倉に帰ってきて海沿いを回って帰宅したりすると、それまで無意識に入っていた肩の力がふ~っと抜けていく感じがして、昔はそれが普通だったので何とも思っていなかったけれど、都内で通勤&生活していたら、1日の中でこうして自然に肩もみしてもらう、みたいな時間が無かったなと思います。
それから海だけでなく山もあるのが鎌倉の魅力。ハイキングコースもたくさんあるので、子供が歩けるようになってからは、おにぎりを持って休日の午前中にショートコースを散歩することも。コースの途中からは鎌倉の町と海が見渡せる絶景ポイントもあったりして、そこでおにぎりを食べるのが至福の時。我が家のウッドデッキからは、四季折々、紅葉や桜、初夏の青、様々な表情の山が見えて、もちろん星も見えます。あえて行動しなくても、自然の営みが身近に感じられる場所に住むのはとても気持ちが良いものです。
(海の近くで塩害が気になりましたが、実際海から少し内陸に入れば特に気になりません。台風のように風が強い日に、我が家だと海岸の砂が少し飛んでくるなーくらいですがそれも年2,3回。洗濯も外に干しますが塩でバリバリになるなんてことはありません。)

②おいしい
鎌倉は観光地なので、飲食店はかなり多いです。徒歩や自転車圏内に、美味しくて人気の高いお店がたくさんあるので、観光ハイシーズンを外してフラッと美味しい外食ができるのも鎌倉の良いところ。個人でやっているお店も多く、顔なじみのお店ができるのもまた日々の楽しみが増えます。
外食だけでなく、食材の買い物も楽しいのが鎌倉。鎌倉駅の近くにレンバイという鎌倉野菜の直売所があったり、漁港の近くには漁師さん直売店があったり。
少し足を延ばせば三浦半島も美味しい食材の宝庫。我が家の娘が通う保育園の給食も、できるだけ地産地消で美味しいご飯を提供いただいています。野菜やお魚ももちろんですが、パン屋やケーキ屋、製麺所から豆腐屋まで、専門店も豊富にあります。大型のショッピングセンターは無いので、ひとつのお店で全部の買い物を、というのは鎌倉は難しいですがお店の人と会話をしたり、新しいお店を発見するのも楽しい鎌倉の過ごし方です。
(大型ショッピングセンターは無いですが、我が家はたまに逗子の大型スーパーに買い出しに行くことも。あとはこのご時世なんでもネットで買えるので特に不便を感じたことはありません。)

③横のつながり
適度な田舎、というのがちょうど良い表現でしょうか。都会に比べると地域のつながりがちゃんとあります。もちろん地元の人も多いですが、私たちのような移住派の人達は、自然が好きだったりマリンスポーツが趣味だったり「鎌倉が好き」で住んでいる人が多く、価値観が似ているケースが多いというのも大きいかもしれません。仕事は関係なく、サーフィンやロードバイク、ヨガなど趣味でつながっていく人間関係が強い気がします。
(それには地元か移住派か、というのは特に関係無い気がします。)
それから個人経営の小さなお店が多いので、そこから生まれる人間関係もあります。趣味でつながる関係ほど強くはないですが、会ったら挨拶して少し話す、程度の関係がゆるやかに人と人をつないでいます。そのつながりの中で、子供たちも、地域の人みんなに見守られて育つ、そんな安心感が私は気に入っています。
毎日仕事と家の往復だけで、あとは旧友しか繋がりがないと、どんどん世界が狭くなっていってしまう気がしますがここに暮らすことで日々色んな発見と新たな人との繋がりができていく事が、鎌倉の魅力です。
最後に、都内への通勤について少し。
鎌倉都内への通勤ですが、私の場合勤務地が六本木だったため、湘南新宿ラインで恵比寿乗り換え、日比谷線で六本木でした。
7:36鎌倉発の電車に乗り、六本木8:39着。朝の湘南新宿ラインは鎌倉駅からでも車両を選ばなければ座れるので約50分、読書したり動画で映画を見たり、寝てしまったり(笑)で、そんなに苦痛ではありませんでした。

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