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2005年Vol.1 特集1
東京に近い割に、雰囲気はローカル。独自の文化やスタイル、リズムが湘南にはあるんです。
鈴木 誠 (すずき まこと)
茅ヶ崎市在住。ハンドメイドのレザーやシルバー関連のアイテムを製作、販売するショップ『ラッキー・ジョンズ・ストア』のオーナー。奥様との間に2人のお子様が。
ラッキー・ジョンズ・ストア
 
レザーとラグのあたたかな出会い 思わず揃えたくなるハンドメイドのラインナップ
黄味がかった漆喰の壁、味わい深く風化したウッドデッキのポーチ。藤沢駅前の賑わいを抜けて数分、細い路地の一角に建つ『ラッキー・ジョンズ・ストア』は、ハンドメイドにこだわったオリジナルの革製品やシルバー製品を販売するお店です。

アメリカの伝統的な手織りのラグをあしらって作られる革製品は、どれもオーナーである鈴木さんやショップスタッフの手によるもの。ひとつひとつ丁寧に、オーダーメイドで仕上げるので、完成までに時間はかかりますが、それでも注文はひっきりなしだとか。引き渡しまでに2ヶ月ほどかかってしまうこともあるそうです。一見ハードな印象があるため、メンズ製品と勘違いしてしまいそうですが、お客様の4割は女性とか。カラフルな色合い、あたたかみのある肌触り。女性に人気というのも納得です。「もともと、カミさん用に作ったものですから。男性女性問わず、一度試してもらいたいですね。使えば使うほど味が出てきますよ」と鈴木さん。
店頭を飾る旗も、鈴木さんの手作り。
シルバージュエリーはスタッフ田中さんのハンドメイド。オーダーもOKなので、世界でひとつのアクセサリーができあがる。
ラッキー・ジョンズ・ストアといえば、この革にラグを織り込んだアイテム。ウォレットにポーチ、キーケースとラインナップはさまざまで、ひとつ持つとハマる人が続出。
ラグと革という異素材を組みあわせたアイテムは、ウォレットに始まり、バッグ、ポーチ、キーケースなどさまざま。「以前は圧倒的にウォレットの需要が高かったんですが、ひとつ持つと他のアイテムも揃えたくなるみたいで。リクエストに応えているうちに、ラインナップが増えていきました。」

レザー独特の香りに包まれる店内には、オリジナル商品が所狭しと並んでいます。革製品だけでなく、ハンドメイドのシルバージュエリーやウェアー、食器まで。「自分の好きなもの、欲しいものを置いているだけです」と鈴木さんは苦笑い。
以前は古着屋を営んでいた鈴木さん。お客さんを待つ間に興味本位で作り始めたウォレットの反応が良かったこと、そして ある事件 をきっかけに、本気で革細工に取り組むようになったそうです。その事件とは、「アメリカへ仕入れに行った時、盗難に遭ったんです。200万円分ほどの仕入れがゼロになって。その時はひどく落ち込みましたね。でも、『このまま古着屋を続けててもしょうがない』って思いがあったから、転機になったという意味では良い体験でした。」

そして1年後、『ラッキー・ジョンズ・ストア』をオープン。実は、お店の壁の漆喰や床板、ポーチなども全てご自身やそのお友達の手でつくられたものなんだそう。「なんでもやりたがりなんですよ。本や雑誌を見て、これくらいなら自分でできるでしょ、って感じで。」ワイルドだけれども、どこかあたたかい。鈴木さんの雰囲気が、そのままお店や商品に投影されているようです。
ご自慢のハーレーとともに、ショップ前にて。鈴木さんの作るアイテムはバイカーにも人気が高く、バイク雑誌が取材に来ることもあるそう。
写真左/船のデッキに使われるレッドシダーを工房の壁に。
写真右/白とブラウンでまとめた、ナチュラルカントリー調のダイニングキッチン。
完成したばかりの工房で、ショップ名の由来ともなっている愛犬ジョンものんびり。
湘南のリズムを肌で感じて 「自然体」というライフスタイル
『ラッキー・ジョンズ・ストア』からバイクで約20分。鈴木さんの住まいは、お店のある藤沢の隣、茅ヶ崎市内です。今年の5月、竣工後1年かけて少しずつ仕上げてきた1階の工房が遂に完成。「今後は、店に出るのは週に2〜3度になるかと思います。あとはスタッフに任せて、家の工房にこもろうかと」と鈴木さん。「時間に拘束されず、もっとフリーな状態でいたいんです」と続けます。ショップと同様、住まいもご自身やご友人、スタッフと一緒にいろいろと手を加えたそう。リビングの壁は、みんなで手分けして珪藻土を塗ったといいます。「やった人のクセが壁に出ていておもしろいんですよ。『ここはあいつがやったんだ』って思いだせるから、壁にはモノをかけません。」

もともと鈴木さんは静岡のご出身。大学進学を機に上京し、卒業後は埼玉、渋谷、横須賀などのショップを転々、後に辻堂に落ち着いたそうです。藤沢出身の奥様との間には、ふたりのお子様が。「下の子が幼稚園に入って自分の時間ができたので、私も何か作ろうかと思ってるんですよ」と奥様は言います。モノ作りが好きなのはご夫妻共通のよう。住まいには、ふたりで選んだインテリアや雑貨、食器などがセンス良く飾られています。
無理せずマイペースに、独自のスタイルを築きあげているご夫妻。湘南の良さを伺うと、「東京に近い割にローカルなんですよ。独特の文化がある」との答えが。「気張ってるわけじゃなく、みんなそれぞれ自然体で自分のライフスタイルを確立してる。そんなところが好きですね。」

仕事で都内へ出ることも多いそうですが、「なんかせかせかしてるように感じます。自分も都内に住んでたことがあるから、馴染んじゃえば気にならないんでしょうけど」。もう住むのは無理だなあ、と笑って話す鈴木さんは、すっかり湘南のリズムが身についてしまっているようです。
やわらかな光が射し込むリビング。ソファには色とりどりのラグをかけてひと工夫。
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