20年前に購入した大手メーカーの建売住宅。ご主人の定年を機に、Tさんご夫妻は住まいのリフォームに着手されました。「特に不具合があったわけではありません。でも、細かい部分で変更したいことがたくさんありました。もっと、今の自分たちが住みやすいようにアレンジしたかったんです」と奥様。
「ウッドデッキを作りたい」「バスルームを広くしたい」「ガーデニングを楽しみたい」。リフォームの明確なイメージを持って、おふたりは数社にプランニングを依頼しました。その中で、イソダの対応は予想していた以上に素晴らしいものだったといいます。「バスルームとキッチンの位置をまるごと入れ替えたり、これまで廊下部分にあった階段をリビングに取り入れたり…。今ある空間を基にしながら、プロの視点から、こちらのイメージや要望を現実化するプランを立ててくれました。見積りの際に、営業さんだけでなく現場の施工担当者や水まわりの配管担当者まで来てくださったことも、信頼に繋がりました」。
それぞれのプロフェッショナルが古い家を実際に見て、できることとできないことを瞬時に判断。構造上、改装に無理がある箇所は、それに代わる別のアイデアが出されました。完成したのは、豊かな開放感が付加された住まいです。キッチンとリビングダイニングが一体化したことで、空間に奥行きと広がりが生まれました。階段も同じ空間に取り込み、リビングは使い勝手の良い正方形に。さらに、庭には広々としたウッドデッキを設置。開け放した窓から、気持ちよい風が、光が、部屋に運ばれます。
「夏は朝から夜まで開けっ放しです。以前は、隣家や前の通りからの目線が気になって窓を開けられなかったので、今はとっても快適。涼やかなそよ風、小鳥の声、外のグリーン。小さなことで幸せを感じる毎日です。私も主人も外出好きなのですが、今は家にいる方が多くなりました」。
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1、自宅でパッチワークを教えている奥様は、「教室が広くなって生徒さんも喜んでいます」とにっこり。
2、玄関の吹き抜け部分。2階からの光と風を1階に運ぶために設けられた階上の風穴は、デザイン上のアクセントにもなった。
3、バスルームがあった場所はキッチンに変更。上部が棚で仕切られていないので視界スッキリ。広々としたオープンタイプのL字型カウンターは、「気づけば誰かが手伝いに立ってくれるんです」と奥様も嬉しそう。 |
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1、リフォームに合わせて門の位置も変更。門扉は付けず、玄関アプローチをオープンに。
2、ダイニングからリビングを眺めて。床・腰壁のブラウンと壁・天井のホワイトが美しく調和し、上質感を高めている。
3、ガラスブロックを通してやわらかい光が射し込む出窓。奥様のセンスの見せどころだ。 |
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