ドイツ、アメリカなど、長年を海外で過ごされていたTさんご家族。10年前に購入した家も、人に貸したままほとんど住んでなかったといいます。帰国し、本格的に日本での暮らしがスタートした時、Tさんは住まいのリフォームを決意されました。
「子供たちが小さいうちは機能的で動きやすいことが大切でしたが、今は、家に遊び心を求めるようになりました。以前の住まいに欠陥があったわけではありません。でも、もっと暮らし心地を良いものにできると思ったんです」。
大きく変化したのは、なんといっても玄関です。家相をふまえて、子供部屋があった南東に位置を移動。応接スペースを設置した、通常の3倍以上もの玄関ホールが生み出されました。味けないコンクリートだった玄関アプローチには、表情豊かなタイルを敷き詰めて。隣家との境には頑強なイペ材の目隠しを設けました。
「4社にプランをお願いしましたが、清興建設のデザインは群を抜いて独創的。最初の提案に一目惚れして、後は担当者のセンスにすべてお任せしました」。
2階リビングダイニングは、仕切りを取り払って広々と。デンマーク製のダイニングテーブルやソファセットが美しくはまります。自然素材の床や壁に、「リフォームしてから体の調子が良いんですよ」と奥様も嬉しそうでした。
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1、広々と開放的な玄関ホール。木のスリットで仕切りを設けて、応接スペースも配置した。流れるようなアールのフォルムが美しい。
2、フルフラットのバスルームから、玄関に設けた壺庭を眺めて。
3、木とタイルの質感が爽やかな玄関アプローチ。隣家との目隠しに使ったイペ材は、雨にぬれるとバニラのような香りがするのだとか。側溝には木のチップをまいて、アクセントにグリーンを植栽した。 |
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