実を言うと、以前の間取りを覚えてないんです。家を購入してすぐに、Zenさんにリフォームをお願いしたので」と笑顔でLDKを見渡すYさん。大きな窓やトップライトからは目映い光が注がれ、変形型のDK奥にある浴室の開口部が、見る人の興味をそそります。
Yさんが家を購入した時の印象は「暗くて狭いLDK」だったそうです。築23年の注文住宅はお洒落なデザインが災いしてデッドスペースが多く、動線の悪い間取りとなっていました。たまたま手にした前回の本誌「りぷらす」を見て、Zen建築事務所の施工例の間取りが似ていたことから、リフォームプランを依頼。使い込まれた味わいのある戸建てに、Yさんの希望が重なって、「入居して間もない住まいですが、家族にしっくりと馴染んでます(笑)」と、満足感でいっぱいのYさんです。 |
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1リフォームのきっかけとなった浴室は、お子様たちと一緒にお風呂へ入れるよう、全面改装。洗面ボウルも二つにして、将来の準備も万端に
2、前よりもキッチンの位置を少し前に出すことで、収納キャビネットの設置と、家事をしながらLDを見渡せる環境が整った。
3、窓に沿ったカウンターを設けたことで、すっきりとした空間になったDK。末広がりな収納がとてもスマート。
4、玄関の出入りの様子がわかるよう、キッチンの玄関側壁に小窓をしつらえて。階段の踏み板を床と同素材にし、統一感のある空間に。
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