バスルームとトイレを一体化させ、天井を這う配管ダクトはむきだしに。Tさんが行ったリフォームは、通常、人が隠したいと思う場所をあえて見せて広さを確保するという大胆なものでした。「ユニットバスやむきだしの配管というと抵抗感のある人もいるでしょう。でも、デザイン次第で、おしゃれなホテルやカフェのような雰囲気を出せるかと思ったんです」。
狭くて味気ない水まわりのリフォームは、マンションを購入した当初から考えていたことだったそう。自分たちの感性を大切に、希望のテイストを実現してくれる会社を気長に構えて探していた頃、ピーズ・サプライと出会いました。「古いものを愛し、リペアして活かすという考え方に深く同調しました。話せば話すほどイメージが湧いてきて…。当初の思惑よりもずっと良いものに仕上がりました!」。 |
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1、配管ダクトはあえてむきだしにして、デザイン上のアクセントに。年数が経てば経つほど、金属が酸化して味わい深くなるという。
2、ピーズ・サプライからの提案で、古い家具に嵌めてあった磨りガラスを明かりとりの窓として利用。ディテールへのこだわりは、同社の得意とするところ。
3、海外のホテルを思わせるタオルウォーマー。ひとつひとつのアイテムに、ご夫妻のこだわりが感じられる
4、バスルームには、ご主人の希望でスピーカーを設置。
5、トイレとパウダールームの間にあった壁を取り払うことで、面積は変わらずともぐっと開放感が生み出された。壁にはあたたかみのある珪藻土を使用。棚に使われた古木が、シンプルな空間に彩りを添えている。
6、清潔感あふれる白いタイル貼りのバスルーム。冬場の「ひんやり感」を解消するため、床は同じテイストながらサーモタイルになっている。ホーローのバスタブが、リラックスタイムを演出。 |
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